【人体の必須機能「アポトーシス」正常化で健康になる・その1】「アポトーシス」って何?

人体の必須機能「アポトーシス」正常化で健康になる

 プラズマ療法の主な目的は、体内に存在する遺伝子配列に異常を持つ細胞を、正常な細胞へと再構築・修復することにあります。

 正常な細胞に切り替わるときに私たちの細胞が使うのが、「アポトーシス」という機能です。アポトーシスは、多細胞生物が正常に個体をたもつために欠かせない機能の一つです。日本語では「プログラム細胞死」と訳されています。

アポトーシスって何?

語源はギリシャ語「枯葉が落ちる」

 アポトーシスとは、ギリシャ語で「apo:離れる」と「potosis:落ちる」の合成語で、「木から枯葉が落ちる」という意味の単語を語源としています。実際に、落葉樹が秋になり紅葉して枯葉が落ちるのもアポトーシスの作用です。葉が落ちることにより、樹木を守っています。

単細胞と多細胞生物の細胞分裂の違い

 単細胞の生物の細胞の場合は、1つの細胞が分裂を繰り返すことで数を増やしていきます。 しかし、多細胞生物の場合は、細胞が分裂し無制限に増え続けると、正常に機能できなくなってしまいます。そのため、多細胞生物は1個体あたりの細胞の数の上限がおおよそ決まっていて必要に応じて調整されています。

 多細胞生物では、老化した細胞は、DNAに記された細胞の設計図をコピーして細胞分裂を行い、新しい細胞へと置き換わります。一方、役割を終えて不要になった細胞は、ミトコンドリアから発信される信号によってアポトーシス(プログラム細胞死)が誘発されて、解体・分解され体内から消えていきます。

アポトーシスの身近な例

 アポトーシスの身近な例として、オタマジャクシがカエルになるときにしっぽが消えていくことや、胎児の手指が形成されることがあげられます。

 胎児の手は最初、ボートのオールのように水かきのようなもので全ての指が繋がって1枚の板のようになっています。ここから、アポトーシスによって指同士の境界の部分の細胞が死に、それぞれの指が一本一本独立して指が形成されます。

 プラズマ療法は、こうした細胞の正常なアポトーシスを促し、健康な体へと導くことを一つの目的にしています。

株式会社プラズマ化学 
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